歴史・文化のまちづくりニュース
NO.07
発行:文京の歴史・文化研究会
発行日:1998.5.16
文京の歴史的建造物所有者連絡会が発足しました!
1.5月の文化財審議会の結果
5月15日の文化財審議会で、全国で29カ所、東京では当会がコーディネートした、文京区の橋本家住宅が登録文化財に答申されました。
橋本家住宅外観
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橋本家住宅正面見上げ
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橋本家住宅:文京区西片
橋本家住宅は、昭和8年に建設された木造2階建の洋館です。当初は橋本医院としての併用住宅でした。壁の仕上げに特徴があります。
2.登録文化財の相談を受けています!
当会では、昨年の文化庁を招いての「第2回歴史・文化のまちづくりセミナ−」以来、登録文化財の相談を受け、今まで6件の登録を実現しました。その過程で、必要に応じ、学識経験者や文化庁の視察などもコーディネートしています。最近は文京区以外の他の区のコーディネートもしています。保存したいと思っている方、登録文化財について聞いてみたいと思っている方はお気軽にご連絡下さい。
- 登録文化財の要件は建設後50年以上が条件です!
- 公開は外観のみです。内部の公開は義務づけられていません!
3.文京の歴史的建造物所有者の連絡会発足!
第1回歴史的建造物所有者の会/村川家住宅での記念撮影
4月5日(土)、文京区の歴史的建造物所有者の連絡会が発足しました。当日は、村川家住宅で、文化財審議委員の大河直躬千葉大学名誉教授を招き、昼食会を開催しました。建物についての解説や、これからの保存のあり方、税制面のお話などもありました。
今後は年に2〜3回会合を持つ予定でいます。
東京で、このような歴史的建造物の所有者の会が出来たのは初めてです。現在他の区の方からも参加希望があります。関心のある方は、当会までご連絡下さい。
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